海水魚飼育について

海水魚飼育について

水槽選択編〜アクリル水槽とガラス水槽〜

 

カラフルで美しい海水魚を飼育するにあたり、水槽の選択は非常に大事である。
なぜなら、水槽の特徴を十分理解したうえで飼育しなければ水槽の破裂や水漏れ、それに伴った火災事故に繋がりかねないからだ。
ではどのようにして水槽を選んだら良いのかを紹介しようと思う。

 

まず、海水魚飼育で使用する水槽の多くはアクリル水槽とガラス水槽に分けられる。
他にも特殊なプラスチック製の水槽なども存在するが、ほとんどが前にあげた2つのうちどちらかである。
この2種類の水槽の特徴とメリット・デメリットを以下に記載し考察する。

 

〜アクリル水槽〜

 

○メリット

非常に軽量である
板厚が増しても透明度がほぼ変わらない
・衝撃体制に優れている(破損した場合も安全
保温性に優れている(周囲の温度の影響を受けにくい
ほとんどがオーダーメイド製なので、好きな大きさ、好きな形状のものが手に入る

 

●デメリット

・値段が高価である
・傷が付きやすい
・劣化年数が早い(透明度が落ちたり、水圧で水槽面がゆがむなど)

 

〜ガラス水槽〜

 

○メリット

120cm程までの大きさなら安価である
傷が付きにくい
ガラス自体の劣化がほぼない(接着に使用されているシリコンの劣化はある

 

●デメリット

・大きい水槽になると非常に重い
・衝撃に弱い(破損した場合も危険)
・シリコンの劣化による水漏れが起こる可能性がある

 

まとめ

 

上記のことから考察すると、安全面と機能性を求めるならアクリル水槽が最適である。
低価格と見た目の美しさを求めるのであればガラス水槽といったところではないだろうか。
様々な形状の水槽や大型水槽があり、安全面が高く求められる水族館はほとんどがアクリル水槽である。
逆に、インテリアとして部屋に置く小型水槽などはガラス水槽が多い。
ただ、水槽の透明度は劣化していない状態だとアクリル水槽のほうが高いことや、
水槽が大きくなるにつれてアクリル水槽とガラス水槽の値段が逆転してしまうこともある。
このように状況によってはメリット・デメリットが変化する場合もあるので注意が必要である。

 

海水魚は淡水魚よりも水質に敏感であり、より水量の取れる大きな水槽のほうが飼育が容易である。
より優れた水質浄化システムを使用するならば、水槽に加工することも必要になってくる。(オーバーフローシステム
そしてなにより安全面で不安要素があってはならないので、海水魚飼育にはアクリル水槽を選択することをお勧めしたい。